妊婦健診の流れ
当院では、毎回の健診で、必ず超音波検査(3D・4Dエコー検査)を行います。
- 初回検診
- 既往歴や家族歴、分娩に対する希望など詳しいアンケート調査を行います。
検尿、体重測定、血圧測定、採血(血液型、貧血、血糖、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、風疹、HTLV-1)、子宮頸部細胞診¹、クラミジア検査¹、膣分泌物細菌検査¹(BV検査)
但し、¹は熊本県の市町村のみです。また、トキソプラズマ検査、サイトプラズマ検査は希望にて実施します。高血糖やリスクのある方は、後日糖負荷試験を行います。超音波検査では胎児の発育を測定します。
- 妊娠10週~19週
- 検尿、体重測定、血圧測定
超音波検査では胎児の発育の測定を行い、頭部や四肢などの胎児異常や染色体異常のソフトマーカーの検査を行います。
- 妊娠20週ころ
- 当院で出産を希望される方に、当院で行う母乳栄養のための乳房ケアや妊娠後期の過ごし方の指導を行います。
- 妊娠20週以降
- 検尿、体重測定、血圧測定
超音波検査では胎児の発育を測定し体重を推定します。毎回の健診を通じて、心臓や脳などの異常がないかスクリーニングをおこないます。
- 妊娠27週ころ
- 通常健診に加え、クラミジア検査を行います(福岡県のみ)。
- 妊娠28週ころ
- 通常健診に加え、貧血と血糖の検査を行います。血糖異常があった方は、糖負荷試験を行います。
- 妊娠34〜35週ころ
- 貧血検査を行います。入院のタイミング等の指導を行います。
健診毎に、母児の健康状態の管理はもちろん、不安や要望をお聞きすることにより心身の安定のお手伝いをします。
36週以降からは有明医療センターでの健診となります。
健診はこれまで通り松尾院長が行います。